趣味を持つこと。
こんばんは。
最近、職場で趣味を持つことの意味について話をする事がありました。
あたし自身は、人に知識を伝えたり、人様に見せたり出来るようなものではありませんが、「自分自身は楽しんでいる」と言える趣味なら結構あります。
(全然その道を極めてはいないですけどね。)
趣味の話に何故なったのか。
それは「無趣味である自分」に何とも感じていない同僚がいるからです。
彼の話を聞いてみると、今現在の趣味だけでなく、物心ついた頃から何かを「したい」と思ったり、夢中になったりした事が無く、寝る間を惜しんで何かに打ち込むということの意味が分からないそうです。
趣味を持つ持たないは、誰かに強制させられるようなことではありません。
日々の暮らしの中にある小さな幸せだけで満足する。それもいいと思います。
でもね、若者よ。
おばさんは思うのです。
「もったいない…」
やりたいことが思い浮かばない。
趣味に時間を費やすぐらいなら寝たい。
道具を揃えたり、目的地に行く為のお金がもったいない。
趣味を持たない理由はいろいろあるみたいですが。
今は働いてるから、時間を無駄にしてる気がしない。実際週休2日フルタイムで働いて、休みの日くらいゆっくり体を休めたい。
でも、その生活。いつまで続けられると思ってる?
今の日本では65歳までしか働けない。それより先も働こうと思ったら、次に繋がる固いキャリアを積んでおくか、警備関係?清掃とか?
どちらにせよ今と同じくらい頑張れるだけの体力は無いかもしれません。
仕事をしていない時間が増える。
それに加えて結婚していなければ、当然今同居している家族も先立つ。
独りの時間が増える。
そうなった時、自分の心を支えてくれるものは何か。
「幸せだ」「楽しい」と感じられる時間だと、あたしは思うのです。
だから趣味を持つことって意味があると思う。
そんな先の話今から考えられない。
第一、今から死ぬまで続けられるような趣味を見つけるなんて考えただけでも頭が痛い。
そう思うかもしれませんが、今見つけた趣味を何があっても死ぬまで続ける事が大事なんじゃないんです。
「自分はどういったモノに興味があるんだろうか」「自分が大切にしているものは何か」とかいう事を頻繁に考えて、いろんな事に柔軟にアンテナを伸ばしておく事が大事だと思います。
がんばれ、若者。
年取ってから
「うわ!オレって何にも無い!」
って焦っても遅いんだぜ。
読んでくださり、ありがとうございました。